刑事事件
あなたのご家族・お友達が逮捕・勾留されてしまった場合、
心配したあなたは留置施設に面会に行ってその方と話をすることになるでしょう。
しかし、一般の方の面会には多くの制約があります。
面会時には常に警察官が立ち会いますし、
日時についてもとても大きな制約があります。
これに対して、弁護士の接見は警察官の立会いなしで行われますし、
基本的には日時の制限もありません。
外部との接触を断たれた被疑者・被告人にとって、
弁護士との接見は大きな心的安定をもたらすようです。
弁護士は、このような精神面でのケアをするだけでなく、
なるべく早く釈放されるよう、少しでも軽い罪になるよう尽力します。
具体的には、保釈の申請をする、被害者の方との示談をまとめる、
事案の把握に努めて有利な事情を探し主張する、
不当な捜査を監視するといった活動をするわけです。
特に、起訴・不起訴、あるいは実刑と執行猶予の境目にあるような事案では、
弁護士の存在は重要性を増すことになります。